Return to site

履き心地の○割は「かかと」が決める

· 理想の靴のための基礎知識,痛くない靴の条件,Eoluna journal

お客様から甲の高さや足の幅、外反母趾に関するお悩みをよくお聞きしますが、女性靴のフィッティングにもっとも重要なポイントは「かかと」です。かかとのカーブ・幅・絞りは、パンプスの履き心地や見た目の美しさも左右する、大切な鍵なのです。

(横からみたときの)かかとのカーブ

市販の靴のかかとには一定のカーブがつけられています。けれども、かかとの形は人によって異なります。横から足をみて、足首からかかとへのラインがふんわりと丸い弧の持ち主もいれば、すとんと直線に落ちてくる方もいらっしゃいます。

丸いかかとは靴の形とおよそ一致するため、広い面で足と靴が触れ合います。足首・かかと・ヒールが横からみてほんのりとS字を描き、女性らしく、色っぽい雰囲気となります。

ところが、直線的なかかとの方の場合、足と靴の接点は靴の最上部の一点のみ。下の部分はどこも空洞になってしまいます。この結果、かかとを押さえる力が一点に集中し、靴擦れの原因となるのです。

かかとの幅

靴と足のかかとの幅を比較して、靴のほうが大きければこすれて靴擦れを起こしますし、反対であれば圧迫されて痛くなることは、想像しやすいと思います。

足のかかとの幅は、「かかとの後ろの端から、足長(かかとから指先までの長さ)の18%の部分の幅を測る」と決められていて、シューフィッターが必ず測る部分の一つです。けれども、この数値を持ってデパートに行っても、ぴったりの靴を探してもらうのは至難の業です。

というのも、市販されている靴は、”23.0のE”など長さと幅の2つのサイズが表示されているケースが大半で、かかとの幅の選択肢はありません。かかと幅が狭ければ足幅も狭いだろうといった推測で試してみるしかないのが実情です。足に合う靴がないというお悩みの原因が「かかと」にあるというケースはとても多いです。

(後ろからみたときの)かかとの絞り

靴を後ろから見たとき、どのようなU字を描いているかでも、履き心地に差が出てきます。

後ろから見て、両脇のラインがほぼまっすぐで、アルファベットのU字そのものの形のような靴は、一見ゆったりしているように見えます。ところが、このゆとりのせいで蹴り出す時にかかとが抜けやすくなります。

一方で、かかとが絞られた、つまりU字の口がすぼまった形をした靴は、かかとをすっぽりと包み込みフィットします。狭すぎてあまりに強い摩擦がかかるものは問題外ですが、靴ベラを使えば問題なく履ける程度の狭さがベストです。

値段の高い靴ほど、この絞りのラインが美しく表現されていることが多いのですが、良い革を職人技で成型しているため、硬い革を使っているという傾向があります。

そのため、少しでもかかとの形との差があると、足が削られてしまい、皮がむける・痛みが出る、という確率が高まります。質の良い靴こそ、足にぴったりのものを履いていただきたいと思います。

憧れの靴のかかとが合わない、そんなときは

美しい靴の魔力にとりつかれて手に入れたのに足にあわない、でも魔力が消えずに捨てられない、そういった靴を持つ女性は多く、1年以上履いていない靴を持つ人がなんと90%以上というアンケートもあるほどです。

そのような時におススメしたいのが「調整」サービスで、かかとや指の付け根など、違和感のある個所をあなたの足にぴったりとあう形に調整してくれるものです。「かかとが抜けてしまう」という一つの事象に対しても、プロの目で複数の原因を特定し、その人と靴の相性をぐぐっと高めてくれます。

東京・市ヶ谷のシューズカフェでは、骨や血管の形まで写し取る計測器で足を3D計測し、ベテランの靴職人があなたの足に合わせた靴によみがえらせる、最新型の調整サービスを行っています。

さらに、フルオーダーであれば、足の形にあう+憧れのデザイン=理想の1足にたどり着くことができます。フルオーダーでありながら、従来の半額で理想のパンプスを創ることができる注目サービスEolonaも選択肢の一つに加えていただければ幸いです。

All Posts
×

Almost done…

We just sent you an email. Please click the link in the email to confirm your subscription!

OKSubscriptions powered by Strikingly